2013 ナイキ マーキュリアル ヴェイパー IX: 究極のコントロールのための再生

The genesis: 9代目のマーキュリアルヴェイパーは完璧なコントロールを目指しました。

The tech: アッパーには水に濡れても変わらないボールの感触を提供するオールコンディションズコントロール(ACC)テクノロジーと、ゴルフボールの表面のような手触りを提供するスピードコントロール機能により、ボールに対するソフトタッチとしっかりとした摩擦を生み出しました。2種類のガラス素材を組みわせた軽量プレートの採用により、屈曲性を高め、非対称に配置されたツインスタッドが圧倒的な反応性を持ち合わせた加速を可能とし、全方位にトラクションを作り出しました。

The look: クリスティアーノ・ロナウドのためのCR7エディションのマーキュリアル ヴェイパー IXには、新しい手触りのアッパーにネオンカラーとサファリのデザインをあしらいました。さらにCR7 マーキュリアル ヴェイパー スーパーノヴァでは、アッパー全面に「銀河系」のデザインを施し、マーキュリアルシリーズの地球のものとは思えない爆発的なスピードを表現しました。

2014 ナイキ マーキュリアル スーパーフライ IV: 足につけたスリングショット

The genesis: 最新バージョンは、常に敵に先んじる、サッカーの未来を描くような選手のためにつくられました。

The tech: 新しいスリーニットウィーブ製法のアッパーは、足とボールの間に存在する素材を減らし、トップスピードでプレーするときに欠かせないボールタッチの質を向上させました。足首部分にミッドカットのダイナミックフィットカラーを採用することで、足とスパイクの連動性を高めました。直接ブリオケーブルを編み込んだアッパーでフルレングスのカーボンプレートに足を固定させ、地面に足の力を効率的にかけられるようにしました。ヒール部分のスタッドを増やして安定性を高め、陸上スパイクから着想されたマーキュリアルらしいつま先のトラクションがグリップと推進力をもたらしました。

The look: ナイキマジスタに初めて登場したダイナミックフィットカラーは、フットボールスパイクの形を明らかに変えるものとなりました。これがマーキュリアルに加わると、その新しい印象はピッチを超えてHTM ナイキフリー フライニット マーキュリアル SPにまで派生し、これが最近のフットウェアの歴史に残るような大きなトレンドの始まりとなりました。

2016 ナイキ マーキュリアル スーパーフライ V: 4つの「初」でさらにレベルを上げる

The genesis: プレイヤーが最高のスピードを発揮できることだけを目標に、すべての部材が一体として機能するように、マーキュリアルの究極の表現を目指してデザインされました。

The tech: 足の形に合わせて開発した新しいプレートは、足の自然な曲線を反映したもので、これまでに足の下に存在した隙間をなくし、新しい真空成型工法を採用し、一枚構造のプレートにしました。そのため、新しいマーキュリアルプレートはこれまでのカーボンファイバープレートよりも40%軽くなり、同時に強度と反発性は高くなりました。今回初めて、ナイキフットボールでは仮想有限要素解析(FEA)を行い、(直線での短距離走などで)スピードを持ち味とするプレイヤーにとって、どのトラクションパターンが加速に適しているのかを識別するための科学的データを入手しました。データに基づいて開発したパターンは、加速のときには鉤爪のように働きます。今回初めて、ナイキはフライニットの「スピードリブ」と呼ぶ立体的な構造を、データをもとにデザインしました。これは、素材の表面に盛り上がりをつけて、それがアッパーとボールの間に摩擦を起こします。

The look: マーキュリアル スーパーフライ Vの美しさについては、クリスティアーノ・ロナウドの特別版の一連のカラーがそのポテンシャルを発揮しています。ロナウドの生涯得点記録を記念した第5章:Cut to Brillianceもその一つです。

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