ただ、新しくなったスパイクの足底部は、見た目が印象的なだけではないとブラウ氏は語る。

「このスパイクはひづめよりもかぎ爪に近いです。プレイヤーからのフィードバックによると、スパイクが足と連動してその存在感をなくしてしまうように感じられるそうです」

クリスティアーノ・ロナウドもこの『マーキュリアル スーパーフライ VI』をすぐに気に入り、「新しいマーキュリアルの第一印象は、史上最高のスパイクそのもの。すぐに足にフィットします。素材、デザイン、新しいテクノロジーすべてが素晴らしい」と話したそう。

そして、忘れてはいけないのが、Nikeオールコンディションズコントロールテクノロジー(ACC)の進歩だ。

これまでのACCは、仕上がったフライニットのプロダクトの上に塗布していたが、新しいACCはニットを編む前の糸に浸透させる形を採用。これにより、機能を損なうことなく、シューズ表面にこれまであった膜を一枚取り除くことができるようになった。その結果、立体的なアッパーが艶をとったマットな仕上がりになり、手触りも優しく、しかし悪天候にも対応できるものになっている。

20年目の「マーキュリアル」を記念し、前足の小さめのスウッシュ(※Nikeロゴ)と、かかとへ大胆に“M”をあしらったすっきりとしたデザインに。柔らかく一枚仕立てのライニングを内側に用いることで、スパイクの部材の数も減らしている。

「マーキュリアルはミニマルで流線型にするのが一番なのです。しっかりとできたデザインには余分なパーツは要りません」と、リー氏は説明する。ちなみに、『スーパーフライ VI』はダイナミックフィットカラーが少し短くなり、足首を完全に覆わない形状となった。

すでに先週末からピッチにお目見えした、新しい「マーキュリアル」 。

Nike Mercurial Vapor XII

本日2月15日よりNike.comとサッカーショップKAMO、さらに2月16日よりその他先行販売対象店舗にて先行販売が行われ、2月26日からいよいよ一般発売が開始される。

また、本日22時から先行販売のライブ配信が行われるようだ。豪華ゲストが登場するこちらも注目!

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