『ESPN』など各メディアは、「中国超級リーグの江蘇蘇寧は、ミランから元イタリア代表DFガブリエル・パレッタを獲得した」と報じた。
ガブリエル・アレハンドロ・パレッタは1986年生まれの32歳。
アルゼンチン生まれでバンフィエルドの下部組織出身であるが、20歳でイングランドのリヴァプールに引き抜かれた経験を持つ。
プレミアリーグではわずか3試合の出場に終わったが、その後ボカ・ジュニオルスでのプレーでさらに評価を高め、2010年からはパルマで活躍。
パスポートを所有していたイタリアの代表から声がかかり、2014年のワールドカップメンバーにも選ばれていた。
ミランには2015年から所属していたが、今季はこれまでセリエAでの出場はなく、公式戦全体でも1試合のみのプレー。
1月30日をもって両者の合意の下で契約が解除されており、その後はフリーエージェントになっていた。
江蘇蘇寧はインテルの親会社でもある蘇寧グループのクラブで、昨季は超級リーグで12位と苦戦した。
昨季はシーズン途中からの指揮になった名将ファビオ・カペッロ監督は、今季の巻き返しに向けて大きな補強を行った格好だ。