全国の強豪クラブと肩を並べる2018シーズンは、新監督にかつてベガルタ仙台などでプレーした村田達哉氏(45)を招聘。

新戦力もグルージャ盛岡から元U-17日本代表MF井上丈(23)など若手選手を中心に採用。長短の正確なパスが持ち味のMF黒田涼太(27)、チーム創設時からエースとして活躍するFW吉田圭(30)らクラブの歴史を作ってきた既存戦力も健在であり、地域の力をひとつにして初のアマチュアトップリーグで旋風を巻き起こしたい。

今シーズンの新ユニフォームはこんな感じ(創設時からクラブを支える胸スポンサー、蒲鉾本舗 高政のツイートより)。サプライヤーのミズノは11年目となる。

ちなみに、コバルトーレ女川は震災直後から女川町総合運動公園第二多目的運動場(人工芝)をホームスタジアムとして試合を運営していたが、JFLは人口芝のスタジアムでの試合開催を認めていない。よって、隣接する石巻市が所有する石巻フットボール場や利府町のみやぎ生協めぐみ野サッカー場(以前の名称は“宮城県サッカー場”)を中心に試合を開催することが決定済みだ。

試合開催の際はホームタウンの女川町へのアクセスが難しく感じられることが多くなるが、女川町には震災を乗り越えた天然温泉が楽しめる「女川温泉ゆぽっぽ」を併設した女川駅新駅舎、クラブのオフィシャルグッズショップ「コバルトーレ女川 サポーターズパーク」も出店する商業施設「シーパルピア女川」など魅力満載。観戦の前後に立ち寄り、三陸の雰囲気を堪能していただきたい。

※余談だが筆者は学生時代、“石巻フットボール場”で行われた公式戦で2試合2ゴール。記事とはまったく関係のない情報だが、非常に相性のいいスタジアムである。

コバルトーレ女川、注目のJFL開幕戦は3月11日(日)13:00キックオフ。

昨季王者Honda FCとのアウェイゲームは、女川と石巻でパブリックビューイングが実施される。

■女川会場
女川まちなか交流館
牡鹿郡女川町女川浜字大原1-36

■石巻会場
レジリエンスバー
石巻市中央2丁目8-2

女川のホーム開幕戦は、4/1(日)に行われる第4節。同じ東北のラインメール青森と石巻フットボール場で対戦する。

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