『Daily Mail』など各メディアは、「殺人未遂などの容疑で逮捕されたビジャレアルDFルーベン・セメドは、保釈申請を却下された」と報じた。
先月強盗、暴行、拉致監禁、武器の違法所持、殺人未遂など複数の容疑で身柄を拘束されたルーベン・セメド。
友人2名とともに被害者を拉致し、危害を加えた上で「指を切り落とす」と脅迫、アパートの鍵を渡すよう要求していた。最終的にはコンピュータや時計など2万ポンド(およそ300万円)以上の財産を奪ったという。
その際にはルーベン・セメドら犯人グループの一人が銃で威嚇射撃を2回行ったとも伝えられている。
ルーベン・セメド自身はこの容疑を否定しており、裁判所に対して保釈の申請を行っていた。
しかし今回裁判所は彼の申請を却下することを決断。「誠実性に明らかなリスクがある」と判断されたという。
これにより、ルーベン・セメドは留置場で身柄を拘束されたまま裁判の日を待つことになる。
今季1400万ユーロ(およそ18.3億円)でスポルティング・リスボンからビジャレアルにやってきたセメド。
怪我などの理由によってリーガではまだ5試合しかプレーしていないが、その間にはナイトクラブでのトラブルで2度逮捕されていた。
ビジャレアルは現在彼を無期限の謹慎としており、今後は裁判の結果を待つ予定となっている。