マルタサッカー協会は、「代表監督を務めていたトム・サンフィー氏を解雇した」と報じた。
トム・サンフィー氏は1973年生まれの45歳。ベルギー出身の指導者で、24歳から監督を務めてきた叩き上げである。
2008年にナミビア代表監督を務めてからはアフリカ、アジア、カリブ地域で指導を行っており、昨年マルタ代表の指揮官となった。
しかし、彼の契約は25日をもって解除された。その理由は、サンフィー氏がカメルーン代表監督に応募していたからだとのこと。
そのニュースを確認したマルタサッカー協会は、サンフィー氏と会談を行い、最終的に契約を解除したと発表している。
ところが、サンフィー氏は「それはフェイク・ニュースだ」と抵抗しているというのだ。
トム・サンフィー
「私は、カメルーン代表監督、あるいは他のチームの座を狙ったことも、代理人に応募を許可したことも、断固して否定している。
私はそれに応じてマルタサッカー協会に通知し、資料も提供した。
フェイク・ニュースの犠牲者になったことを本当に悔しく思う。この問題を代理人と協議してさらなる行動を取る」
ウソを言っているのはカメルーン連盟か、メディアか、それともサンフィー氏なのか…。