移籍市場でのまずい決断
チェルシーのいくつかの移籍ビジネスは理解に苦しむものだ。
昨季、ネマニャ・マティッチとエンゴロ・カンテが掃除役を務めた際、彼らの中盤は力強かった。このデュオは強固なパートナシップを形成し、昨季のプレミアリーグ制覇に多大なる貢献を果たした。
だが、チェルシーはマティッチのユナイテッド行きを容認。チームで最も重要な選手のひとりを手放しただけでなく、タイトルを争うライバルを強くさせてしまった。
その穴埋めにダニー・ドリンクウォーター、ティエムエ・バカヨコ、ロス・バークリーを獲得したが、誰もインパクトを残せなかった。
また、ロメル・ルカクを獲り逃がしたことで、前線はアルバロ・モラタ頼みに。加入直後のモラタは好調だったが、その後不調に…。一方、ルカクはシーズンが進むにつれて強さを増していった。