ところが記事によれば、その状態にあるミランを買い取りたいという富豪がいたようだ。

ドバイのロイヤルファミリーであるムハンマド・アル・ファッラーシ氏らのグループが、4億5000万ユーロ(およそ577.9億円)で買収をオファーしていたとのこと。

だが、リー・ヨンホン氏ら中国系のオーナーは『7億5000万ユーロ(およそ963.2億円)以下では売らない』と拒絶したという。

早くクラブの安定性を高めたいと考えているミランの理事会、そしてCEOのマルコ・ファッソーネ氏らはこの選択に不満を持っているとのこと。

そこでファッソーネ氏は先日エディツィオーネ・ホールディングのマネージングディレクターであるマルコ・パトゥアーノ氏、ミランの少数株主でもある実業家パオロ・スカローニらと会談し、中国人オーナーらを追い出す法的手段を研究したという。

もしこれが事実であれば、クラブ内は完全に2つの勢力に分かれて対立していることになるが…。

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