MOM
7.0 ヴァロン・ベーラミ(スイス)
鮮やかなミドルシュートをゴールネットに突き刺したコウチーニョ。同点弾をマークしたツーバーも捨て難いが、ここではこのドローゲームの立役者であるヴァロン・ベーラミを推挙したい。
セレソンにおける絶対的存在であるネイマールに自由を与えない守備を続け、ミドルサードから執拗なチェックを同選手に対して敢行。右サイド、右サイドバックの選手と連携してのプレスバックも効き、タックル成功数(FIFA公式データ参照)もチーム最多となる6回をマークした。
また、攻撃面ではDFラインに落ちてきて組み立てに参加する役目を担いながらも、そこでもネイマールを意識したプレー。
本来の立ち位置である、両センターバックの間ではなく、ネイマール側のポジション(スイス側で言う中央やや右寄り)に移し、万が一、ボールを奪われた際にカウンタープレス(相手からカウンターを受けそうな際にすぐさまプレッシングをかけて事前に潰す守備方法)をネイマールにかけやすいポジションを取っていた点も非常に興味深かった。
※出場時間が短かった選手は採点対象から除外
※10点満点の0.5点刻みでの採点
※MOM=マン・オブ・ザ・マッチ(最も印象的だった選手)
※採点者:カレン