タイサッカー協会は6日、公式Facebookで「洞窟に閉じ込められている13名をワールドカップ決勝に招待する」と発表した。
世界中で大きな話題になっているタイ北部での事故。サッカーチームに所属している1名のコーチと12名の少年が、洞窟の奥深くで身動きが取れなくなっている。
現在もタイ北部では豪雨が続いており、徒歩での脱出は不可能な状況。救出作戦が続けられているものの、ボランティアで参加していた元ネイビーシールズのタイ人ダイバー1名が死亡するなど、二次被害も発生している。
閉じ込められている子どもたちは、救助隊が到着した際に「ワールドカップはどうなった?」と尋ねるなど、サッカーに強い関心を抱いていた。
そしてFIFA会長のジャンニ・インファンティーノ氏は今回タイサッカー協会に書簡を送り、7月15日にロシアで行われるワールドカップに招待すると宣言したという。
もちろん、これは15日までに彼らが救出されればの話であるが…。
各国のサッカー関係者が彼らの無事を祈っている。そして、これ以上の二次被害が発生しないことも願いたい。