『The Moscow Times』は1日、「ロシア・ワールドカップの決勝戦でピッチに乱入したバンドのメンバーは、身柄を解放された」と報じた。
先月15日に行われたロシア・ワールドカップの決勝戦、クロアチア対フランスの試合。
その後半に数名の観客がピッチに乱入し、試合はしばらく停止されることになった。
乱入したのはロシアのパンクバンドであるプッシー・ライオットのメンバーであり、彼らのウェブサイトで「犯行声明」も掲載されている。
NEWS FLASH! Just a few minutes ago four Pussy Riot members performed in the FIFA World Cup final match — ”Policeman enters the Game”https://t.co/3jUi5rC8hh pic.twitter.com/W8Up9TTKMA
— 𝖕𝖚𝖘𝖘𝖞 𝖗𝖎𝖔𝖙 (@pussyrrriot) 2018年7月15日
男女4人のメンバーは即座に警察に逮捕され、身柄を拘束。15日間の懲役刑を言い渡された。
本来は月曜日に解放される予定であったが、その後すぐに別の容疑で対処され、その1日後に拘留が終了することになったとのことだ。
プッシー・ライオットは反プーチン大統領のスローガンを掲げ、各地で抗議活動を行ってきたバンド。
W杯の乱入については政治犯の解放、集会の不当逮捕の停止、政治的競争の許可、不当逮捕の停止などを求めた行動だったと主張している。