『BBC』は21日、「カメルーン代表監督のクラレンス・セードルフ氏は、若手選手はアジアでプレーするなと通告した」と報じた。
先日カメルーンの指揮官に就任したセードルフ氏。今回9月のアフリカネイションズカップ予選に向けてのメンバーを発表した。
しかし、その中には2017年大会の優勝メンバーであるバンジャマン・ムカンジョ(北京人和)やクリスティアン・バソゴグ(河南建業)の名前はなく、驚きを与えた。
セードルフ監督はそれについて以下のように話し、若い選手は最高のレベルを狙って戦うべきだと指摘した。
クラレンス・セードルフ
「有望な若い選手は、アジアや中国で競争することはない。
選手は理解しなければならないよ。もし有利な契約を求めてそこに行ったとしても、代表チームでプレーするチャンスを失うことになるとね。
しかし、我々はすべての選手に対してドアは閉めない。規律があって勤勉な選手を求めている。
もし中東にいる誰かがこのチームに何かをもたらすことができるのならば、彼を招集することもいとわない。
最高の選手は、ヨーロッパの最高のクラブでプレーしたいものだし、チャンピオンズリーグのような最高の大会に出場したい。
我々はいい結果を求めているし、競争力のあるチームを構築しなければならない。
まだ始まったばかりだ。しかし、我々は堂々たる勝利の哲学を打ち出すと同時に、プレーを見たいと思えるようなチームを構築したい。
20歳の才能ある選手ならば、チャンピオンズリーグでプレーするべきだ。ミランやユヴェントス、チェルシーのようなクラブでね」