『BBC』は12日、「アロア・アスレティックのFWアハマド・アルルは、スコットランドで初めてフットサルからサッカーに転向した選手となった」と報じた。

アハマド・アルルは1996年生まれの22歳。チュニジアのスファックスで生まれたものの、幼少時にスコットランドに移住したという経験を持つ。

アバディーンの下部組織でサッカーをしていたが、彼自身は自分にプロになるほどの才能はないと考えていたという。

しかし、後にダンディーの大学で機械工学を学びながらフットサルをしていたところ、スコットランドのフットサル代表に招集され、国内リーグでも活躍する。

そして、フットサルからサッカーに転向したフランス人FWファイサル・アル・バフタウィ(現ダンファームリン)のインタビューを読んだことをきっかけに、本格的にサッカー選手の夢を見始めたとのことだ。

今年大学を卒業したアルルはサッカー選手を目指して様々なクラブのトライアルを受け、アロア・アスレティックとの契約を勝ち取った。

怪我でややスタートに躓いたものの、先週土曜日のダンディー・ユナイテッド戦で途中出場。ついにプロサッカー選手としてのデビューを飾った。

アハマド・アルル

「フットサルでは短い走りが多く、息をつく時間もある。ただサッカーでは90分間だし、運動量を維持して耐える必要がある。それが難しいところだね。

アル・バフタウィは『仕事をして、自分自身を信じればいい』というメッセージをくれた。

これで自分がどこまで進歩できるかを見ていきたい。うまくいくと思っていなければ、機械工学のキャリアを捨ててはいないだろう」

スコットランドのフットサルリーグはアマチュアで、世界のリーグランキングでは91位となっている。

セビージャのフランス代表FWウィサム・ベンニェデルがフットサル代表の経験を持っていることは有名であり、そのテクニックをサッカーに生かせられれば大きな武器になるはずだ。