『Reuters』は21日、「天津権健のパウロ・ソウザ監督は、クラブの計画が稚拙であったと話した」と報じた。
昨季中国超級リーグで3位となり、ACL出場権を獲得した天津権健。しかし今季はリーグで低迷しており、ACLでも準々決勝で鹿島アントラーズに2試合合計0-5と大敗してしまい、ラフプレーを連発する雑な試合を見せてしまった。
今季はベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルを売却しており、さらにエース的存在だったFWアントニ・モデストは欧州復帰を希望してクラブの練習をボイコットしている状況にある。
パウロ・ソウザ監督はチームの状態が悪化した理由は計画の欠如であったと話し、今後それを修正する必要があると語った。
パウロ・ソウザ
(アクセル・ヴィツェルの売却、アントニ・モデストの離脱は問題?)
「それらが我々の大きな負担になっていることは事実だ。
アクセルとモデストは我々のキープレーヤーだった。試合における存在感のみならず、中国の選手のレベルアップにも貢献した。全てにおいて信頼していた。
コンセプトは完成していた。攻撃の面でも守備の面でもすべてが行われていた。
そして、我々は彼らの離脱から修正する必要があったが、予想していた出来事ではなかったので、市場に出ていくことが出来なかったのだ」
(中国では一定額以上での外国人選手の獲得に100%の税金がかかるようになったが?)
「税金の問題だけではない。計画の問題でもある。
これによって多くの間違いを犯してしまった。我々はそれについて本当に稚拙であったし、将来的には修正することができるかもしれない」