『Telegraph』は6日、「ユヴェントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、これまでのスポンサー報酬を回収される可能性がある」と報じた。

2009年にラスベガスのホテルで女性を性的暴行したという疑惑が持ち上がっているロナウド。

キャスリン・マヨーガという女性が被害者であると申し出ており、彼女はロナウドを訴えている他、ドイツの新聞『Der Spiegel』でインタビューを受けるなどしている。

ロナウドのスポンサーは現在それらに対する懸念を深めており、アメリカのゲーム会社『EA Sports』はすでに彼の写真をソーシャルメディアから取り除いた。

特にNikeはロナウドと生涯契約を結んでおり、その総額は10億ドル(およそ1141.3億円)を超えるものになっている。

マーケティングの専門家サイモン・リーフによれば、この問題は始まったばかりであり、罪が認められればこれまで支払われたスポンサー報酬も回収される可能性が高いという。

サイモン・リーフ

「申し立てが正しいと判明した場合には、スポンサーには契約を終了、あるいは中止する権利が認められる他、これまで支払ってきた手数料を回収できるかどうかという話が含まれる可能性が高い。

この段階ではまだ申し立てに過ぎない。ただ私はいくつかの契約を見てきたが、疑惑がすこし深まるだけでも、ブランドは関係を中断することができるし、おそらく終了させられる」

クリスティアーノ・ロナウドはこの疑惑を完全否定しているが、ラスベガス警察は現在事件の捜査を進めていると言われている。

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