郷家 友太(ヴィッセル神戸)
柴崎岳らを生んだ名門・青森山田高校で「10番」を付け、今年、ヴィッセル神戸へ加入した“大型”新人。
183cmの長身にして足元の技術、運動量に優れる19歳は、FWからサイドアタッカー、守備的MFでもプレーできるオールラウンダーであり、ロングスローの使い手としても知られる。
鍛え抜かれた肉体は高卒新人とは思えないもので、既にJ1で21試合に出場しており、8月19日の湘南ベルマーレ戦では待望の初ゴールも記録した。
その総合力の高さゆえ、まだどのような選手として成長していくのか不透明だが、目標とするのはクロアチア代表のラキティッチとモドリッチ。点を決められてゲームメークもできる、「何でもやれる選手」になりたいとのことだ。
神戸ではイニエスタ、ポドルスキと共にプレーするという世界のどんな若手にも負けないほどの貴重な経験を積んでいる。このU-19代表でもリーダーとしてチームを引っ張ってくれるはずだ。