今年から始まった若手版バロンドール「トロフェ・コパ」。
バロンドールを選出している「France Football」が21歳未満の選手を対象に始めたものだ。
堂安律やキリアン・エムバペなど候補者が10人選ばれたが、その候補者には不満の声が多く挙がった。
こういった賞では不満があがることは常だが、今年が初めての試みということもあり、特にそういう声が出た。
選ばれた候補者はもちろんいい選手だが、今回は選ばれてもよかった選手を紹介していこう。
ライアン・セセニョン
フラムのイングランド人MF。
昨シーズン、チャンピオンシップで49試合16ゴールと得点能力が開花し、フラムをプレミアリーグまで押し上げた立役者である。
本来は攻撃が持ち味で守備が不安定なSBだったが、ポジションが前に移ってきてMFやFWとして振る舞うようになってきた。
SBからFWに移行してワールドクラスの選手になったベイルのようなキャリアをなぞっている。
イングランドの期待の星で、インパクトを残しただけあって選ばれてもサプライズ感はなかっただろう。