『Gazzetta dello Sport』は29日、「アントニオ・コンテ氏は、マンチェスター・ユナイテッドの監督の座を狙っている」と報じた。

先日フレン・ロペテギ前監督を解任したレアル・マドリー。後任としては暫定的にBチームからサンティアゴ・ソラーリ氏を昇格させたが、2週間以内に新たな指揮官を任命する必要がある。

しかし、有力だと言われていたアントニオ・コンテ氏との交渉はうまく行かなかったという。彼はチェルシーとの契約をまだ残しており、レアル・マドリーはそれを負担しなければならないからだ。

そして、レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長はかつての指揮官ジョゼ・モウリーニョの復帰を望んでいると伝えられている。

また、それを知ったコンテ氏は「ジョゼ・モウリーニョが去ったマンチェスター・ユナイテッドの指揮官になれるかもしれない」と状況を注視しているとも。

なんとも複雑な状況となっているが、レアル・マドリーは少なくとも来月中に新監督を必要としている。

候補は暫定的に指揮を執るサンティアゴ・ソラーリ、ホルヘ・バルダーノが推すロベルト・マルティネス(ベルギー代表監督)、アーセン・ヴェンゲル氏らだと言われている。

そして、もしモウリーニョ氏を復帰させるにしても来年夏のタイミングになるため、シーズン終了までの指揮官が必要だ。

果たして、レアル・マドリーの次期指揮官は誰になるのだろうか?

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