今月、日本代表に山中亮輔(横浜F・マリノス)が初招集された。

山中といえば、Jリーグ有数の左足を持つ左サイドバックとして知られ、森保一監督も発表会見の場で「“スペシャル”なものを持っている」と、彼の左足について期待感を述べている。

現在、日本代表は長友佑都が不動の左サイドバックとして君臨するが、彼は右利きであり、過去を振り返ってみても都並敏史、相馬直樹ら著名な左サイドバックは「右利きの左サイドバック」であった。

上記の選手たちは皆ほぼ両利きに近かったものの、そうは言っても、左利きの選手が供給するクロスの軌道は独特のものがあり、もし実力が同等であるならば左利きであるに越したことはないはず。

そこで今回は、「オフト体制以来の日本代表」で「1試合以上に先発したことがある左利きの左サイドバック」を特集してみよう。