『L'Equipe』は15日、「FCバルセロナはリリアン・テュラム氏を大使として難民支援に600万ユーロ(およそ7.7億円)を投資する」と報じた。
かつてバルセロナでプレーしていた元フランス代表DFリリアン・テュラムは、現在チャリティーや人権活動を積極的に行っていることで知られる。
そして今回、テュラムとバルセロナ財団が協力の上、イタリア、ギリシャ、レバノンに流れ着いた難民の子供を支援する事業に600万ユーロを投資することを発表したそう。
この支援プログラムは過去1年にわたって行われており、1万4000人の子どもたちがその恩恵を受けたそう。
リリアン・テュラム
「私は大きな喜びを持ってそれに関わってきたよ。我々はしばしば移民や難民の子どもたち、ニュースに上がらない人々について話している。
そして、事実我々は彼らが生きるための感情を必要としていることを忘れてしまう。我々がサッカーを通して経験できるようなものを。
私はこのプログラムに参加できたことを誇りに思うし、バルセロナには他のクラブ、他の人達の手本になってくれることを願うよ」