川口能活(SC相模原)

2001-2003 ポーツマス(イングランド)
2003-2005 ノアシェラン(デンマーク)

先日、現役引退を発表した日本サッカー界のレジェンドは、日本人GKの開拓者でもあった。

マリノスと日本代表で確固たる地位を築いた川口は2001年10月、当時イングランド2部のポーツマスと契約を結び、日本人GKとして初めて欧州移籍を実現させた。

しかし体のサイズも一つの才能として考えられる欧州において、GKとしては小柄だった彼が正当に評価されるのは難しい時代だった。1年目こそ11試合に出場したものの、2季目にはトリニダード・トバゴ代表の長身GKシャカ・ヒスロップが加入し出場機会を失うことに。

2003-04からはデンマークのノアシェランへ移籍したが、ここでもポジションを掴むことはできなかった。