今年2月に中国の大連一方に電撃移籍したベルギー代表MFヤニック・カラスコ。
『ESPN』が彼についての話題を伝えている。それによれば、カラスコは練習中に同僚DFチン・ペンシャンといさかいになったという。
その結果、チン・ペンシャンは鼻を骨折。カラスコは治療費として1万ユーロ(128万円)を提供する意思を見せていたそう…。
ヤニック・カラスコ
「練習での衝突で僕らは少し争いになった。結果的に彼は鼻を負傷してしてしまった。
個人的には、チン・ペンシャンはいい選手であり、非常にいい人だと思う。
彼に謝りたい。フットボールでは時に練習でもこういうような不運な衝突が起こりうるから。
彼ができるだけ早く回復してくれることも願っている」
「この件についていくつかの噂を聞いたので、まずははっきりさせたい。僕は治療の補填として1万ユーロを彼にあげたかったけれど、チームがいいように取らなかった。
彼は金を受け取らなかったよ。彼が莫大な慰謝料を僕に求めたという噂もある。
チン・ペンシャンとは直接やりとりしていたけれど、彼がそんなことを求めたことは一度もない。
彼はとてもいい選手だ。できる限りいいやり方で終わらせたいことがあるし、このチームで来年も彼とプレーしたいね」
どうやら実際に金を渡すことにはならなかったようだ。とはいえ、練習中に怪我をさせた相手に選手自らが治療費を提供すると言う話は聞いたことがない。
カラスコはチームでの立ち位置に悩んでいるというような話もあったが…。