前代未聞のバス襲撃事件によって、混迷状態になっているボカ対リーベルのコパ・リベルタドーレス決勝2ndレグ。常軌を逸した凶行だったが、スーペルクラシコ経験者からすると驚きではなかったようだ。

そう語ったのは、元アルゼンチン代表GKウーゴ・ガッティ氏。ワールドカップ出場経験もある74歳の彼は、ボカとリーベルの両クラブでプレーしたレジェンドだ。

『El chiringuito de Jugones』に出演した同氏は、こんな裏話を明かしていた。

ウーゴ・ガッティ

「彼らは間違いなく待ち伏せしていたね。

バーラ(Barra brava。ウルトラスのようなグループ)だと思う。彼らはアルゼンチンのどんなクラブの監督も操っているからね。

私は1962年にプレーを始めたが、すでにバーラはいた。彼らは食え呑めと求めるだけだが…すでに始まっているんだよ。

悪かった時には我々選手たちのもとに話しにくる。銃を取り出して、それをテーブルに置くと、勝てと要求してきた。

もし勝てなければお前らの子供を誘拐するぞと脅されたよ」

同氏が現役だったのは1960~80年代だが、なかなかハードな話だ…。

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