『Daily Mail』や『Mirror』は9日、「エヴァートンのコロンビア代表DFジェリー・ミナは、自身の生い立ちについて話した」と報じた。

2018年にパルメイラスからバルセロナに引き抜かれたジェリー・ミナ。あまり出場機会が得られなかったこともあり、今夏はエヴァートンへと移籍し、プレミアリーグで力を発揮している。

彼は少年時代のことについて以下のように話し、かなり苦しい生活を余儀なくされていたことを明かした。

ジェリー・ミナ

「小さな頃、家族はとても苦しんでいた。そこから僕の態度が生まれているんだ。

我々は賃貸住宅に住んでいた。1部屋に4人でね。母、父、僕、そして弟。生活はとても厳しかった。父は仕事を見つけようとしていた。街に出て稼ぐ術を探していたよ。

母が泣いていたときのことを覚えているよ。僕は彼女に言ったんだ。

『聞いてくれ、ママ。僕はいつかあなたのために家を建てるよ。神様がいつも食べ物を与えてくれるようにするよ』と。

その日から、どこでサッカーをするにしても『そうだ、母にディナーを食べさせるために戦うんだ』と言っていた。

僕の強さはそこから来ている。子供の頃から厳しい場所にいたんだ」