『Telegraph』は9日、「中国超級リーグのクラブが、ウェストハム・ユナイテッドのFWマルコ・アルナウトヴィッチに移籍金3500万ポンド(およそ50.77億円)以上でオファーしている」と報じた。
2017年にストーク・シティから移籍金2500万ポンド(およそ36.27億円)でウェストハムにやってきたオーストリア代表FWアルナウトヴィッチ。
昨季は11得点6アシスト、そして今季は前半戦だけで7ゴールを決めており、あのマンチェスター・ユナイテッド前監督のジョゼ・モウリーニョ氏が獲得を熱望していたとも。
そして今回、中国のクラブからかなりビッグなオファーが舞いこんだわけだが、ウェストハムはそれを断ったのだという。
購入した際の移籍金が高額だったため差額が1000万ポンド(およそ14.51億円)にしかならないこと、そして1月のマーケットで選手を放出することに難色を示しているからだそう。
ただ、『Irishtimes』などの報道によれば、マルコ・アルナウトヴィッチ自身はウェストハムに「中国へ移籍させて欲しい」と要求しているという。
彼に提案されている給与は4年間で総額4000万ポンド(およそ58.02億円)という破格の条件であるとのこと。
中国クラブの名前は明かされていないが、おそらく上海上港なのではないかと考えられている。