『Stuff』は13日、「元ニュージーランド代表FWウィントン・ルーファー氏は、心臓発作で倒れたときのことを明かした」と報じた。

スイスやドイツで活躍し、1995~1996年にジェフユナイテッド市原(当時)で活躍を見せたウィントン・ルーファー。Jリーグでの2シーズンで25ゴールを決めたストライカーだった。

引退後はニュージランドで監督を務める一方で若手育成のためのスクールを展開し、母国のサッカーに貢献してきた。

しかし記事によれば、彼は先週の日曜日に思わぬ体験をしていたそうだ。

オークランドにあるスパーク・アリーナでニュージーランド・ブレイカーズ(バスケットボールチーム)の試合を観戦した後、電動キックボードで家に戻っていたところ、路上で心臓発作を起こして昏倒したというのだ。

その際、ルーファー氏は既に心臓が停止、呼吸もしていない状況になっていた。

彼とともにいた友人のウェルマン氏が助けを呼んだところ、通行人のニック・モス氏が駆けつけた。彼は偶然3ヶ月前に応急処置の教習を受けていたことから、車から飛び降りて救護を行ったという。

ウェルマン氏に救急車を呼ばせると、救急隊が到着するまでの5分間に渡って心臓マッサージと人工呼吸を行ったそうだ。

ルーファー氏は除細動器で3回の電気ショック治療を受け、これによって心臓の鼓動が回復。その後オークランド市立病院に運ばれ、生命に別状がないことが確認されたとのこと。

ルーファー氏は以下のように話し、もし車で走っていたら…と恐怖を感じたそうだ。

ウィントン・ルーファー

「彼がおそらく命を救ってくれたんだ。心臓発作を起こしたという記憶はない。後ろにフロリアン(ウェルマン)がいた事は覚えているが、間違いなくブラック・アウトして、その後のことはわからない。

ニック・モスは救急車が来るまで私の胸をマッサージしていた。そして除細動器を3回使った。そして月曜日に集中治療室で目を覚ました。

もし高速道路を運転しているときだったらどうだったか…。私だけではなく、他の誰かを殺してしまったかもしれない」

ルーファー氏は現在も継続的にサッカーをしており、今週行われるスイスでのシニアトーナメントに出場する予定だった。しかしそのような人物でも突如心臓発作に襲われてしまうとは…定期的な検査がどれだけ重要かということを理解させてくれる。