『The Age』は6日、「オーストラリア代表監督のグラハム・アーノルドは、DFミロシュ・デゲネクの移籍話について語った」と報じた。
かつて横浜F・マリノスでプレーしていたデゲネク。昨年セルビアのツルヴェナ・ズヴェズダに移籍し、夢でもあったヨーロッパへの復帰を果たした。チャンピオンズリーグでもプレーし、リヴァプールを撃破するなど活躍も。
そしてこの1月にはサウジアラビアの名門アル・ヒラルからオファーが舞いこんでおり、契約解除料の300万ユーロ(およそ3.9億円)が支払われる可能性が高いと言われている。
しかし、ファンからは24歳のデゲネクがサウジアラビアに移籍することに不安の声が上がっており、今後のためにはリーグのレベルを下げるべきではないという指摘も。
代表監督のアーノルド氏は以下のように話し、デゲネクの行動には何らかの理由があるものだと語ったとのこと。
グラハム・アーノルド
「社会にはそれぞれ違った選択肢を取る人々がいて、そこには理由があるものだ。彼らの人生なのだ。
しかし、同時に彼はツルヴェナ・ズヴェズダで素晴らしい6ヶ月を過ごしたといえる。彼はヨーロッパのマーケットの中に身を置いている。
ミューレンスティーン(アシスタントコーチ)と私は、先週彼と対話をした。それ以降はしていない。状況がどうなっているのかはわからないが、彼は出場する準備はできている。
私が知っているのは、彼がこのアジアカップに完全に集中しているということだけだ。大会が終わるまでは決定を下すことを望んでいない」