『Daily Mail』は19日、「オーストリア代表FWマルコ・アルナウトヴィッチの中国移籍は破談になった」と報じた。
今冬のマーケットで中国のクラブへの移籍を希望していた29歳のアルナウトヴィッチ。
当初彼に関心を持っていたのは上海上港だったが、彼らは撤退。その後広州恒大が接近し、移籍金3520万ポンド(およそ51.06億円)と週給28万ポンド(およそ4060万円)を提示したという。
ウェストハムはその入札を一旦拒否したが、広州恒大はその額を4500万ポンド(およそ65.28億円)まで引き上げたことで、セルタのマキシ・ゴメスを後釜にするというプランを検討し始めたという。
ところが、その後広州恒大がその4500万ポンドの入札を考え直したことで交渉は一旦保留となり、土曜日に中断されてしまったとのこと。
年俸にしておよそ21億円にもなる条件に魅力を感じていたアルナウトヴィッチであるが、その希望は叶えられなかった。
ウェストハムは2017年1月にフランス代表MFディミトリ・パイェットが退団を要求して練習をボイコットするという騒動を経験した。
すでにウェストハム退団に心が動いていたエースのアルナウトヴィッチをチームに再統合できるのか?コミュニケーションに長けていると言われるペジェグリーニ監督の人心掌握術が試されそうだ。