イラン代表にはアリレザ・ビランヴァンドというゴールキーパーがいることで有名だ。
彼は世界でも最も「肩が強い」選手として知られている。今回のアジアカップでも見せた、そのロングスローイングがこれ。
İran Milli Takımı kalecisi Alireza Beiranvand elle oyun kuruyor. pic.twitter.com/5teRipHCOx
— Yeni Şafak Spor (@yenisafakspor) 2019年1月17日
相手側のペナルティエリアまで届こうかという正確なスローイングは、カウンターの起点として大きく機能するもの。
一旦攻撃が終わった後にホッとするのではなく、ビランヴァンドが投げられないようなプレッシャーをかけることが大事になるだろう。それはロシアW杯ベルギー戦の反省を活かすべきポイントだ。
さらに、イランと言えばフィールドプレーヤーのロングスローも見逃せない。
国内リーグのクラブを知っている人ならわかるだろうが、イランはもはや「ロングスローとドリブル突破が出来なければサイドバック失格」と言わんばかりの状況である。
5番の左サイドバック、ミラド・ムハンマディは昨年のロシアW杯でハンドスプリングスロー(前転投げ)をしようとしたことで有名。
I still often think of the time Iran were losing 1-0 to Spain in the World Cup with just seconds of injury time left and Milad Mohammadi did this. What a sassy legend. pic.twitter.com/1cyF39nqbp
— Nooruddean (@BeardedGenius) 2018年10月6日
他にも23番のミラド・レザイーアン、3番のイフサン・ハジ・サフィ、11番のヴァヒド・アミリらが「投げ手」として知られ、どんなメンバーを使おうがタッチラインからペナルティエリアまでスローインを入れてくる。
高さがある選手が多いこともあり、外に逃れた後も気を抜けない。イランの「2つのスローイング」には気をつけるべきだ!
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