久保 裕也(ニュルンベルク)

先日、「日本代表、コパ・アメリカまでに絶対に試すべき5名」でも特集したが、改めて取り上げたい。

久保と大迫は、Jリーグ時代にはストライカーでありながら海外ではサイドなど1.5列目で(も)起用されているという共通点がある。

これは日本サッカー界の育成の賜物であり欠点でもあるのだが、彼らは何か一つ突出した武器を持つわけではないものの、何でもできる高水準のオールラウンダーなFWであることを示している。

大迫に比べると高さという面では劣る。しかし最前線と1.5列目全てのポジションができる久保がチームにいれば、今回のアジアカップもやり繰りが楽になっていたのではないだろうか。