昨年のFIFAワールドカップでも採用されたVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)。
その使い方を巡ってはまだ議論があるが、ポーランドであるVARが話題になっている。
1部リーグ第22節、レギア・ワルシャワ対クラコヴィア戦でそれは起きた。
後半途中、レギアDFウィリアン・レミが2枚目のイエローカードを提示されて退場に。
主審はVARで確認した後にレミをピッチに呼び戻し、イエローを取り消す仕草を見せた。
これを見たレミは喜んで試合に戻ろうと駆け出したのだが、直後に主審はレッドカードを提示。
問題の場面でレミは相手選手を踏みつけていたのだ。よって、イエローではなく一発レッドに値するプレーだったと判断されたというわけ。
それにしても、退場になった選手を呼び戻し、イエローを取り消したうえでレッドを提示し直すシーンはなかなかないはず…。
なお、レギアは0-2で試合に敗れている。