高橋 秀人(サガン鳥栖)
クレバーな職人肌のボランチで、頭の良さはピッチ内にとどまらず、複数の資格を有するなどオフザピッチでも発揮する。
アルベルト・ザッケローニ監督時代には日本代表にも継続して招集され、高いレベルで持ち合わせる攻守のバランス感覚や戦術理解度は重宝された。また、ボランチだけではなく、東京学芸大学時代やプロ入り当初は主にセンターバックを務め、ヴィッセル神戸在籍時はネルシーニョ監督に3バックの真ん中で起用されることもあった。
その類稀なインテリジェンスは難解なタスクを与えた状況でこそ最大限に発揮され、最終ラインで起用すれば持ち前のリーダーシップもより輝くだろう。
FCバルセロナでセンターバックを務めた実績のあるルイス・カレーラスに大抜擢される可能性は無きにしも非ずだ。