今週行われたUEFAチャンピオンズリーグでは、VARを巡る複数の判定が物議を醸した。

そうした中、UEFAは「VARの決定について説明する」という記事を配信。「VARとレフェリーが様々な決断に達する際に考慮した情報と要素を提供したい」として、物議を醸したVARシーンについて説明を行った。

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レアル・マドリー対アヤックス

 

62分、ボールがラインを割っていたか否か

UEFA

「VARによって慎重に分析された全てのビデオアングルとイメージにはボールが完全にアウトオブプレーになっていたという決定的な証拠はなかった。

完璧な位置にいたアシスタントレフェリーはボール全体がタッチラインを完全には割っていないとジャッジした。

そのため、ピッチ上でレビュー(VAR確認)は必要なかった。その結果、レフェリーは介入せずにゴールを認めた」