マルティノス(浦和レッズ)

横浜F・マリノスから移籍した昨シーズン序盤は主軸を担ったが、獲得を強く望んだ堀孝史前監督が数試合で解任されてからは長く構想から外れた。

生粋のウインガーであるマルティノスにとって3-5-2フォーメーションの中では適性ポジションが見い出せず、苦悩が続いた。

4バックへの回帰も予想されながらオズワルド・オリヴェイラ監督は昨シーズン同様のシステムを継続しているが、今季はインサイドハーフのポジションでリーグ戦全試合に途中投入され、徐々に序列を高めている。

横浜時代にエリク・モンバエルツ監督の下でそうだったように、JとACLのダブル制覇を狙う浦和で戦術兵器と化すか。