味方のゴールを演出することを「アシスト」というが、お膳立てしたものの得点に繋がらなかったプレーのことを「キー・パス」などという。
サッカーにおけるアシストは受け手の決定力に影響される反面、キー・パス数はゴールが決まらずともカウントされるため優秀なパサーを見極める良いデータであると言える。
そこで今回は『Who Scored』より、今シーズン多くのキー・パスをマークしている、つまりは“アシスト未遂”の多い5人の選手を紹介しよう。
ジェームズ・マディソン(レスター)
チャンピオンシップで大ブレイクし、今季加入したレスターで攻撃を牽引しているのがマディソンだ。
キックの精度が高く、プレミア1位の平均2.9本のキー・パスを記録している。また、得点感覚に関してもリーグ戦でここまで6ゴールをマークするなど優れており、22歳ながら完成度は高い。
これほどのクオリティを持ちながらそこまで注目されていないのは、レスターが上手くいっていないからなのだろうか…。