『The SUN』は26日、「元フランス代表DFパトリス・エヴラは、同性愛者差別発言によって逮捕される可能性がある」と報じた。

先日行われたUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16の2ndレグで、マンチェスター・ユナイテッドはPSGを相手に大逆転勝利をあげた。

かつてユナイテッドでプレーしたエヴラは、この歴史的な試合を見て興奮。『Snapchat』のビデオで喜びを表していたが、その中で『Pede』という単語を使っていた。

『Pede』は同性愛者を意味する言葉であり、それを攻撃的な意味で使用したとして人権団体『Rouge Direct』が抗議を行っているのだ。

『Rouge Direct』の後方であるジュリアン・ポントゥス氏は以下のように話し、エヴラを激しく非難している。

ジュリアン・ポントゥス

「元仏代表キャプテンの侮辱的な発言をただ受け流したくはない。若い人たちには彼の言葉を聞いている者がたくさんいる。

セクシャリティで人々を侮辱できると考える人々には、制裁と罰則が与えられるべきだ。これは容認できないし、法律によって裁かれるものだ。

エヴラがこの言葉についてどれだけ深刻なものかを認識していないのであれば、裁判官によってそのことを思い出させたい」

有罪判決を受けた場合には最大で一年の懲役、4万ユーロ(およそ514万円)の罰金処分が課せられる可能性があるとのこと。

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なお、エヴラはこの発言について自身のツイッターで弁明をしており、「冗談としてビデオを作った」と謝罪している。

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