『AP』は31日、「中国サッカー協会は、帰化する選手に歴史と文化を学ぶことを義務付ける」と報じた。
今季、中国超級リーグは意欲的な補強を見せている。中国の国籍を持っている外国生まれの選手が何人も引き入れられたのだ。
ノルウェー生まれのヨン・ホウ・セテ、イングランド生まれのニコ・イェナリス(ともに北京国安)、さらに同じくイングランド生まれのティアス・ブロウニング(広州恒大)など、彼らは中国代表に入る権利を持っている。
それは国内リーグのレベル上昇に加え、彼らを帰化させることによる代表チームの強化も狙ったものだという。
しかし今回中国サッカー協会は新たなガイドラインを制定し、帰化する選手については国の国歌や国旗、シンボル、状況、文化、共産党の歴史、その基本理念を学ぶことを義務付けたとのこと。
また同時に中国語の学習計画も提出する必要があり、毎月全ての項目について月次報告書をサッカー協会に送らなければならないそう。
このガイドラインは先週金曜日から即時の効力を持って発行されたとのことだ。