チェルシーとテクニカルスポンサーのNikeは26日、ファンのアイデアを元にデザイン設計したシャツホルダーズ・キットを発表した。
このブルーとオレンジの特別ユニフォームは、今季のサードキットに搭載の「Nike Connect」を通して募集したファンのアイデアが、デザインのベースとなっている。
Chelsea 2018-19 Nike 'Shirtholder's Kit'
チェルシーのユニフォームとしては不思議な印象を受ける配色だが、もちろん大きな意味が込められている。
今回のキットは優勝した2011-12シーズンのCL決勝にインスパイアされたもので、ブルーはチームカラー。そしてオレンジは優勝の立役者となったディディエ・ドログバをイメージしている(オレンジはコートジボワール代表のキットカラー)。
バイエルン・ミュンヘンとの決勝戦は、88分にドログバが同点弾を決めて1-1のままPK戦に突入。そして5人目のキッカーとして登場したドログバがPKを成功させて、クラブは初のCL優勝を成し遂げている。
腰部分の数字“19/05”は、決勝戦の日付(5月19日)とクラブ創設年(1905年)の2つを表している。
シャツ全体には水平ストライプをあしらい、首元の内側にはドログバのサインをプリント。
このシャツホルダーズ・キットは、18日に行われたヨーロッパリーグ準々決勝・セカンドレグのスラヴィア・プラハ戦で、選手が一足早くプレマッチシャツとして着用している。