彼はどんなプレーをしているのか?

サリバにとっては画期的なシーズンになっている。サンテティエンヌにとっても大きな進歩になった。トップ4のフィニッシュを確定させている。

もちろん、その中でサリバは役割を果たしている。昨年9月25日のトゥールーズ戦でデビューを果たし、それからリーグアンで14回の出場を果たしている。

サリバは2月中旬以降にレギュラーとなった。しかもセンターバックだけではなく右サイドバックもこなした。

彼の役割はとにかく対面するストライカーをゴールから反らせること。サリバは1試合あたり平均2回のタックルを成功させ、1.8回のインターセプトを記録している。しかもそれで1枚しかイエローカードを貰っていない。

ボールを持ってもなかなかだが、改善の余地はある。1試合あたりのキーパスは0.1回、85.6%のパス成功率、1試合あたり2.9回のロングボールを送っている。

彼の獲得にはいくらかかるのか?

彼とサンテティエンヌの契約は2023年まで残っており、サインをしたばかりであることも強調しておきたい。それはクラブが売却しなければならない状況にないことを意味する。

今年の夏にアーセナルが獲得しようとするのならば、おそらく2500万ポンド(およそ36.38億円)を超える移籍金が必要になるだろう。マンチェスター・ユナイテッドも狙っていると言われており、強気に来ることは間違いない。

マンチェスター・ユナイテッドも『Le10Sport』によればサリバの獲得に向かっているチームの一つ。しかもローンで1年サンテティエンヌに残してもいいと言っているとも。

さらにレアル・マドリーも入札を行う可能性があると言われる。アーセナルも真剣であるならば、入札戦争になるだろう。