『Corriere dello Sport』は20日、「ローマはフランチェスコ・トッティを昇進させる予定だ」と報じた。

ローマ一筋でプレーし、スタディオ・オリンピコで引退した「王子」トッティ。現在はクラブの大使として働いている。

しかし3月末のインタビューで彼は「新しい役割を与えられるとしたら、いくつかのことを変えるつもりだ。それについてはクラブと話している」と語っていた。

エウゼビオ・ディ・フランチェスコが解任された際、クラウディオ・ラニエリ氏を招聘するように助言した人物の一人がトッティだったとも。

そして今回伝えられたところによれば、ローマは来季トッティをクラブのより重要な物事に関与できる立場に昇進させ、発言権を高めさせる方針であるそうだ。

理由は「クラブの人気を落とさないため」であるという。

先日ローマの象徴だったダニエレ・デ・ロッシを放出したことでファンからは激しい批判を受けており、クラウディオ・ラニエリ監督やOBのアントニオ・カッサーノからもフロントの手法に苦言を呈されている。

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それをかわすために何らかの手段が必要となっており、トッティにはよりドレッシングルームで選手と近い立場で働いてもらい、人事にも関わらせるという方針だとのこと。

また、大使は様々な国を飛び回る必要があるため、昇進させることでトッティはより家族との時間を過ごせるようになりそうだ。

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