『Corriere della Sera』は23日、「欧州サッカー連盟(UEFA)は、各国リーグにチャンピオンズリーグの改革案を提示した」と報じた。
現在UEFAはチャンピオンズリーグ、およびヨーロッパリーグの改革を進めており、2024年から新しいレギュレーションでの開催を目指している。
チャンピオンズリーグは8チームごとの4グループに分けられ、その中の各6チームは「前年度の大会の結果」によって決められる。
残り8チームのうち4チームはヨーロッパリーグの上位が昇格する形となり、残り4チームが各国リーグ戦の結果によって参加する。
そして、ヨーロッパリーグは2つに分割され、ヨーロッパリーグ1部(32チーム)とヨーロッパリーグ2部(64チーム)に。
さらにヨーロッパリーグ2部については4つの地域に分けられ、北地区、南地区、西地区、東地区とグループが作られるそうだ。各地区リーグのトーナメントで勝ったチームが1部に昇格することになる。
これらの内容はすでに伝えられてきたものだが、UEFAはこの改革案をすでに各クラブに提示しているということが明らかになった。
もしこのレギュレーションが実行に至った場合、試合数が増加するため週末にチャンピオンズリーグorヨーロッパリーグのスケジュールを入れることになり、FIFAはインターナショナルマッチウィークを年3回に削減することを余儀なくされるとも。
現在のレギュレーションでは国内リーグの結果によってチャンピオンズリーグ出場権が決まるため、シーズンの予測が立てづらくなり、ひいては投資を抑制することに繋がる…という批判がある。
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それを解消するためにより入れ替わりを少なく、ビッグクラブ同士の対戦を多くしようという改革案となっている。