『Il Sussidiario』は30日、「女性審判の前でパンツを脱いだ選手に1年間の出場停止処分が言い渡された」と報じた。

事件は先週末に行われたミラネーゼ対トレポルティの試合で発生。このゲームを裁いていた女性審判のジュリア・ニカストロは、選手たちやその両親ら20名から差別的な発言を受けていたとのこと。

そしてトレポルティに所属している14歳の少年は、コーナーキックの際に「退場させる勇気があるかどうか見てみよう」と自身のパンツを下ろして挑発、セックスに誘う発言をしたそう。

ジュリアは彼にレッドカードを提示。試合後にはトレポルティ側から謝罪があったとされている。

そして今回ヴェネツィア地域のサッカー協会はこの選手に対して1年間の出場停止処分と100ユーロ(およそ1万2000円)の罰金を言い渡したそう。ただし、再教育講習を受けてボランティア活動をすることにより、この処分は半分に削減されるという。

ただ、観客席から激しく侮辱していた選手たちの両親には何のペナルティも課せられていないことから、それに対する批判もあるようだ。

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ジュリア・ニカストロは、パレルモのFWステファノ・モレオと交際していることでも知られている22歳の女性審判。ルックスの面でもかつて話題になり、「美人レフェリー」として有名な存在だった。

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