25日、AFCチャンピオンズリーグ・ベスト16の2ndレグ、蔚山現代対浦和レッズの試合が行なわれた。

ホームでの1stレグを1-2と落としてしまい、かなり厳しい状況に陥ってしまった浦和レッズ。この試合では少なくとも2点以上を決めての勝利が必要だった。

序盤からゴールを狙って積極的に試合を進める浦和。前半終了が近づいた41分、ついに宇賀神友弥からのクロスを興梠慎三がヘッドで合わせ、先制ゴールを奪う。

その後はなかなか追加点を決められない時間が続き、大槻監督は杉本健勇、長澤和輝を投入して4バックに変更する大胆な手を打つ。

そして80分、最終ラインから右サイドにあがったマウリシオのアーリークロスから、ファーに飛び込んだ興梠がヘッド。これがゴール右隅に決まり、ついに試合をひっくり返した。

その後は森脇良太を投入して3バックに戻すと、88分にはエヴェルトンが杉本健勇の落としから追加点を奪取。2試合合計のスコアを4-2とし、大逆転勝利に成功した。平日の夜に韓国まで駆けつけた浦和サポーターも、この歴史的な試合を目にすることが出来て大満足だったはずだ。

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なお、これで東地区の勝ち抜けは広州恒大、上海上港、鹿島アントラーズ、そして浦和レッズの4チームに。韓国勢はこの段階で全滅という結果になっている。

ベスト8の組み合わせ抽選は7月2日に行われる予定となっており、試合は1stレグが8月26~28日、2ndレグが9月16~18日に開催される。

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