指導者兼選手
坂井加入後、ヴィアティン三重はJリーグへの階段を順調に上っている。2013シーズンの三重県2部から毎年昇格を続け、現在はJFLでプレーする。目標とするJリーグまではあと1つというところに来ている。
坂井はFW登録であるが純粋なストライカーとしてだけでなくサイドやシャドーストライカー的な役割もできる万能なアタッカーとしてチームを支えている。
ドリブルやシュートを得意としている選手で、かねてからスペースを見つけて飛び出す力や嗅覚を評価されていた。
湘南戦前のクラブ公式チャンネルでは「疾橙のゴールハンター」と紹介されるなど決定力は高いと言われてきたが、2017年は無得点、2018年は3得点と余り得点をとれていない。
それが今季のJFLでは第5節に初出場を飾るとこれまで4ゴールとすでに昨年を上回るペースで得点を重ねている。30歳を超えて今が一番充実した時を過ごしているのかもしれない。
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なお、現在も指導者兼選手という立場であり、スクールコーチも務めている。
トリビアとしてオフィシャルサイトではなぜか毎年好きな選手欄にプロゴルファーをあげるのが特徴で、今季は松山英樹、以前はベアトリス・リカリであった。
三重は3回戦(日程未定)で高知ユナイテッドを激闘の末に下したV・ファーレン長崎と激突する予定だ。三重の健闘を祈りたい。