先日イングランド・フットボールチャンピオンシップ(2部)のダービー・カウンティに移籍することが決まったウェイン・ルーニー。

今季はMLSのDCユナイテッドに残るものの、来年1月から18ヶ月に渡ってダービー・カウンティで選手兼コーチを務める予定だ。さらに1年延長のオプションが付随しているという。

その彼の給与は週10万ポンド(およそ1500万円)と伝えられており、年俸に直せば軽く7億円を超えるものである。

イングランドは放映権料がバブル状態であるとはいえ、2部のチームがそれだけの額を一人の選手に費やすのは異例だ。それが実現できたのは何故なのか。

理由は、ダービー・カウンティが契約しているスポンサーの『32Red』が関係しているからだそう。

『32Red』は英領ジブラルタルで登記されているオンラインカジノ業者で、スポーツベッティングやカジノゲームなどを世界的に展開している。

この『32Red』が契約上ルーニーの給与を支払うことになっているため、ダービーがこれだけの大きな投資を行うことが出来たのだそう。

ルーニーの背番号が「32」に設定されたのは、もちろん『32Red』のプロモーションであるとのこと。

スポンサー主導の選手獲得をここまでアピールする契約も珍しい。背番号すらも広告の一部であるとは…。

新たにフィリップ・コクー監督を迎えたダービー・カウンティは開幕戦でハダーズフィールド・タウンと対戦し、2-1で勝利を収めた。ルーニーとともにプレミアリーグ昇格に成功できるか?

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