今年、アメリカのニューヨーク・シティからヴィッセル神戸に加入した元スペイン代表FWダビド・ビジャ。

欧米と全く異なる極東に37歳という年齢で馴染めるのかという懸念もあったが、その心配も何のその。全盛期さながらの切れ味で、ここまで得点ランク3位となる10ゴールを決めている。

そんなビジャが、チームメイトであるMF那須大亮のYoutubeチャンネルに登場。世界最高峰と言っていい技の“極意”を教えてくれたぞ!

今回、ビジャが教えてくれたのは彼が得意とするドリブルから切れ込んでのシュート。「ドリシュー」などとも訳されるプレーだ。

彼がボールを受けた際にまず気にするのは、以下の3つだそう。

・自分の前にいるDFは一人なのか
・カバーリング可能なもう一人のDFがいるのか
・味方が自分をサポートに入れる態勢にあるのか

これらの状況によって瞬時にどんなプレーをするのか判断するのだという。

そして「シュートを撃つ際にGKを見ているのか?」という那須の質問には、「間接的な視野でGKを見ながらプレーすることもある」としつつ、得意とする外から巻いて狙うシュートの場合はGKの位置を気にしないと明かしてくれた。

撮影中ずっと真剣な眼差しで説明し、実際にプレーをして見せてくれたビジャ。

こうした紳士な態度と謙虚な姿勢こそが彼を世界最高峰のFWへと導き、また、37歳という年齢になっても衰えを見せない理由なのであろう。

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