ポルトガルのリーグ開幕戦に途中出場し、海外でのデビューを飾ったマリティモのFW前田大然。

この試合では3強の一角スポルティング相手にあと一歩でゴールというシュートを2本放ったが、それ以外にも彼が得意とする決定機を作っていたぞ(動画3分20秒~)。

脚力を生かした前線からの守備は前田の武器の一つ。ただスポルティングの選手はそのことをまだ知らなかったようだ。

獲物に狙いを定めた肉食獣のようにゆっくりと距離を詰めた前田は、相手が気を緩めた瞬間、急激に加速して相手DFのパスをカット。ボールはゴールラインを割りそうになったが異次元のスピードで追い付くと、折り返しから決定機を作り出して見せた。

自慢の脚力が通用するところをいきなり示した前田。これまで日本人の“スピードスター”は海外で苦しむ傾向にあったが、その前例を大きく覆してくれるだろうか。

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