かつて中村俊輔がプレーしたスコットランドの名門セルティック。
キャプテンを務めているのは、俊輔とも同僚だった元スコットランド代表MFスコット・ブラウンだ。
全身全霊で戦うプレーを身上としており、味方にとっては心強い頼れる存在である一方、相手にとっては厄介な選手でもある。
そうした中、宿敵であるレンジャーズのファンが彼に対する暴言を吐いた。
『Herald Scotland』によれば、そのファンはレンジャーズのアイブロックス・スタジアムへの立ち入りが一生禁止されたという。
現地日曜日にアイブロックス・スタジアムで行われたオールドファームは0-2でセルティックが勝利。その直後に事件が起きた。ブラウンが凍りついた問題の瞬間がこれ。
I really hope someone exposes the guy that said this to scott brown outside ibrox DISGUSTING to even say this to him no1 would take the piss out of someone with cancer or someone who has passed browns face “not nice at all” really hope he’s exposed just so so wrong 🍀💔 pic.twitter.com/OBrZQ42DcY
— Kelly McGeachy (@kellybaby3) 2019年9月3日
スタジアムの外に多くのサポータが残るなかブラウンはチームバスに乗り込もうとしていた。だが、「妹はどうしてる?」と呼び掛けられると絶句。
ブラウンの妹フィオナさんは皮膚ガンのために2008年に21歳の若さで死去している。このファンはそれを知っていたうえで、この言葉を浴びせていたようだ。
警官のひとりは「やめな」と告げていたようで、他のレンジャーズファンからも「常軌を逸している」という声が上がっていたようだ。
レンジャーズの広報官は、この人物はアイブロックス・スタジアムへの出入りを一生禁止されると述べたとのこと。
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