一時の絶不調から脱し、強豪としての姿を取り戻しつつあるオランダ代表。
今月のEURO予選にも2連勝するなか、存在感を見せているのが32歳になったライアン・バベルだ。
彼は2017年に実に6年ぶりに代表復帰すると、先発の座を掴むまでになった。
そのバベルの発言が話題になっている。『Voetbal International』によれば、『NOS』のインタビューでこう述べたそう。
ライアン・バベル
「当時はビッグ4の間でバトルがあった。
自分の経験からすると、彼らは全員がナンバーワンになりたがっていた。
奇妙に聞こえるかもしれないけれど、今のほうがよりチームになっていると思う。
今の僕らにエゴがあるとは感じていない。
僕らは全員が他の選手にゴールやパスを与えている。
全体としてであって、はるかに突出した者はいない」
ビッグ4というのは、ヴェスリー・スナイデル、アリアン・ロッベン、ラファエル・ファンデルファールト、ロビン・ファンペルシーのこと。
先日までに全員が現役を引退している。バベルは4人ともが一番になりたがっていたとしつつ、今のチームはエゴが少ないと感じているという。