日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャ。ブレシアとのセリエA第3節は壮絶な展開となった。

ボローニャは前半に3失点するも、ダイブによって相手選手が冨安の目の前で退場(以下動画1分58秒~)。これで勢いと取り戻すと、3-1で迎えた後半に3点を奪って3-4と大逆転勝ちしたのだ。

ボローニャのシニシャ・ミハイロヴィッチ監督は白血病と闘病中。『Sky』によれば、治療の別サイクルに入ったという指揮官は入院しているという。

そうした中、敵地から戻ったチームは監督のいる病院まで駆けつけて歴史的勝利の喜びをともに分かち合っていた。

これは選手たちからのサプライズでもあったようだ。

直に対面することはできず、ガラス越しだったというが、ミハイロヴィッチ監督は笑顔も浮かべていたそう。

1ゴール1アシストの活躍だったロドリゴ・パラシオによれば、2点をリードされていたハーフタイムにはスタッフを通じて指揮官からの怒りの喝を入れられていたとか。

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